男の誠実な言葉ほど恋愛では信じられない

もう、アラフォーの私が、まだ独身の頃。27歳くらいだったかなあ。もうだいぶ昔、と言うよりも忘れてしまいたい記憶だから自分の中でもわざとあまり覚えていないような感覚にしてしまっているのかもしれないけれど。その頃一度、結婚を本気で考えた相手がいたんだよね。職場の同僚で顔も良し、頭も良し。でも女の子の影がなくて、話しかけても、むしろ嫌われているみたいな返事ばかりで、普通に業務連絡をしても起こっているような対応に「私何かしたかな?」と落ち込んだりしたものだった。でも、自分の中では最初から好きになっていたから、悩みながらも好かれようと、持ち前の素直さで頑張って頑張って、半年後やっと気持ちが通じておつきあいすることになったのだよね。あの時はもう天にも昇ってしまえそう。本当に幸せで、付き合った当初から真剣に結婚も視野に入れていた。付き合って半年後にはプロポーズしてもらって、トントン拍子に式場も決めて。一年くらいは順調に付き合ってたんだけど、いつしか目も見てくれない、酔った勢いでないと抱いてくれない、結婚話は進んでいくのに、口数も減ってホントにどうしていいか分からなくなって。式の三か月前に婚約破棄をされたのでした。
もう目の前真っ暗。どうして、どうして私がこんな目に合うの?何か悪いことした?って毎日毎日泣いて、ほんとに切なかったな。あんなに誠実な人から出た言葉が、まさか嘘だった(というかその時には嘘で言ったわけではなかったのだろうけれど結果そうなったということで)なんて、何を信じて行けばいいのか分からなくなって。毎日泣いて、でも職場では顔を合わせるからグッと涙をこらえて。相手の転勤まで1年、よく耐えたもんだな~。転勤の時に、私を慰めてくれていた同僚の女の子も転勤になって、実はこの二人が付き合っていたと知った時にはもう流す涙も残っていなかったような記憶さえあるな・・・。あのときに思った。絶対は無いって。誠実で、この人は絶対大丈夫なんて、そんな人いないって。その人に振られてから浮上するまでに二年。今の旦那は、プロポーズの言葉もなし、好き、も言わない。適当男で嘘もつく。でも、ありがとうはちゃんと言える人。適当男で信頼がおけない。いつ裏切られるか裏切るか分からない。だからこそ今の幸せを大事にしようって思えるし、案外そういう適当そうな男が、言葉の重みを分かっていて滅多なことは言わなかったり。ま、過去の失恋は高い授業料だったと思って。こうして語れるのは今幸せだからなんだよね。

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